新井白石に弾劾され勘定奉行を罷免された萩原重秀。確かに元禄期のインフレ的成長の担い手であったのは事実だろう。ただ、改鋳(悪鋳、四ツ宝銀など)のしすぎで宝永期には悪性インフレ状態に陥って、異常な米価高をもたらした。度重なる財政支出を前にして改鋳の味をしめた側面は否めないと思う。